眼精疲労と頭痛に効くツボを紹介！自宅で簡単にできるマッサージ法

眼精疲労と頭痛は、パソコンやスマホなどの画面を長時間見ることで起こりやすい症状です。眼精疲労は、目の筋肉や神経が疲れてしまうことで、目の乾きや充血、かすみやぼやけなどの不快感を引き起こします。頭痛は、眼精疲労によって目の周りの血流が悪くなり、筋肉がこわばってしまうことで、頭全体や側頭部、後頭部などに痛みが生じます。

眼精疲労と頭痛を解消するには、目を休めることが大切ですが、それだけではなく、ツボを刺激することも効果的です。ツボを刺激することで、血行が促進されて筋肉の緊張がほぐれ、目の不快感や頭の痛みが和らぎます。また、ツボを刺激することは、自律神経のバランスを整えてリラックス効果もあります。

では、眼精疲労と頭痛に効くツボはどこにあるのでしょうか？ここでは、自宅で簡単にできるマッサージ法とともに、5つのツボを紹介します。

経絡・ツボの教科書

created by Rinker

睛明（せいめい）
睛明は、目頭の内側にあるツボです。目の乾きや充血、かすみやぼやけなどの眼精疲労に効果があります。また、偏頭痛や前頭部の頭痛にも効果があります。
マッサージ法：親指の腹で軽く押しながら、小さく円を描くように5秒ずつマッサージします。左右の睛明を交互に10回ずつ行います。
太陽（たいよう）
太陽は、耳たぶの上方にある骨のくぼみにあるツボです。側頭部や後頭部の頭痛に効果があります。また、耳鳴りやめまいなどの耳の不調にも効果があります。
マッサージ法：人差し指と中指で太陽を挟んで軽く押しながら、上下に動かして5秒ずつマッサージします。左右の太陽を交互に10回ずつ行います。
風池（ふうち）
風池は、首の後ろの髪の生え際から指二本分下がったところにあるくぼみにあるツボです。後頭部や首肩部の頭痛に効果があります。また、肩こりや首のこわばりなどの筋肉疲労にも効果があります。
マッサージ法：親指の腹で風池を軽く押しながら、小さく円を描くように5秒ずつマッサージします。左右の風池を交互に10回ずつ行います。
攅竹（さんちく）
攅竹は、眉毛の内側の端にあるツボです。目の疲れや頭痛に効果があります。また、鼻づまりや花粉症などの鼻の不調にも効果があります。
マッサージ法：人差し指と中指で?竹を挟んで軽く押しながら、左右に動かして5秒ずつマッサージします。左右の?竹を交互に10回ずつ行います。

以上、眼精疲労と頭痛に効くツボを紹介しました。これらのツボは、自宅で簡単にできるマッサージ法で刺激することができます。目や頭が疲れたときは、ぜひ試してみてください。