眼精疲労に効くツボと鍼の効果とやり方
眼精疲労とは、目の筋肉や神経が過度に緊張して、目の疲れや不快感を感じる状態です。
パソコンやスマホなどの画面を長時間見たり、細かい作業をしたりすることで起こりやすくなります。
眼精疲労が続くと、頭痛や肩こり、めまいなどの症状にもつながることがあります。
眼精疲労を解消するには、目を休めることが大切ですが、それだけではなく、ツボや鍼を使って目の周りの血行を良くすることも効果的です。
ツボや鍼は、目の筋肉や神経に刺激を与えて、緊張をほぐし、目の新陳代謝を促進します。
また、ツボや鍼は自律神経のバランスを整えて、ストレスや不眠などの原因にもなる心身の不調を改善します。
ツボの場所
眼精疲労に効くツボは、主に目の周りや顔にあります。
代表的なツボは以下の通りです。
・攅竹(さんちく):眉毛の内側の端から指一本分上にある凹み
・睛明(せいめい):目頭から指一本分下にある凹み
・四白(しびゃく):目尻から指一本分下にある凹み
・太陽(たいよう):こめかみの高さで耳の前から指二本分後ろにある凹み
・風池(ふうち):後頭部の骨の突起から指二本分下にある凹み
これらのツボは、自分で押すこともできますが、鍼を使って刺激することでより効果が高まります。
鍼は、専門の鍼灸師に施術してもらうことが望ましいですが、自宅でできる鍼灸キットも販売されています。
自宅で鍼をする場合は、衛生面に注意してください。
やり方
鍼をする方法は以下の通りです。
1.手洗いや消毒などで清潔にした後、鍼灸キットに付属しているガイドチューブを使ってツボに鍼を刺します。ガイドチューブは、皮膚に押し付けて固定し、その中に鍼を差し込んで刺すことで、正確にツボに当てることができます。
2.鍼を刺したら、ゆっくりと回したり上下させたりして刺激します。この時、適度な痛みや重さ、ひきつれ感などを感じることがありますが、これは「得気」と呼ばれる鍼の反応です。得気が感じられたら、そのまま数分間放置します。
3.鍼を抜くときは、ガイドチューブを持ち上げて皮膚を引っ張り、反対の手で鍼を素早く引き抜きます。その後、鍼を消毒して片付けます。
鍼をする回数や頻度は、個人差や症状の程度によりますが、一般的には週に一回から三回程度が目安です。
鍼をする時間帯は、朝や昼間よりも夜がおすすめです。
夜に鍼をすることで、睡眠の質も向上します。
眼精疲労に悩む方は、ツボや鍼を試してみてください。
目の疲れだけでなく、全身の健康にも良い影響があります。
顔の周りは内出血をしやすいので気を付けましょう。
まずは近くの鍼灸院でしてもらうのが良いですよ。
鍼でなくて目の周りを指圧するだけでもすっきりしますよ。