地震はいつ起こるかわかりません。
万一の地震発生時に役立つ!家具による被害から身を守る対策とは、どのようなものでしょうか。
ここでは、家具の転倒や落下を防ぐための方法を紹介します。
まず、家具の配置に注意しましょう。
背の高い家具は壁際に置き、窓やドア、避難経路をふさがないようにします。
また、火気やガラスの近くには重い家具や家電を置かないようにします。
キャスター付きの家具はロックするか、下皿やベルトで固定します。
次に、家具を器具で固定しましょう。
最も効果的なのは、L型金具で壁にネジ止めする方法です。
壁に穴を開けられない場合は、ポール式やマット式の器具を使っても良いでしょう。
引き出しや扉がついている家具は、飛び出し防止器具を取り付けます。
扉のない棚は、落下防止器具や落下抑制シールで中身が飛び出さないようにします。
さらに、長周期地震動に対策しましょう。
長周期地震動とは、大きくゆっくりとした揺れのことです。
この揺れによって、つり下げ式の照明や水槽などが危険になります。
これらのものは、チェーンやワイヤーで補強したり、天井直付けタイプに交換したりします。
窓ガラスは飛散防止フィルムを貼っておきます。
以上が、家具による被害から身を守る対策です。
地震対策は日頃から行うことが大切です。
定期的に点検をして、安全な暮らしを守りましょう。